›September 17 , 2004

逆手をついた攻撃方法


「罪とは消極的なものではなく、積極的なものだ。
 byセーレン・キルケゴール(思想家)」

これ実は・・・僕も考えたんですよねぇ。。

新手の架空請求 少額訴訟など悪用 「無視」続けると敗訴に
心当たりのない請求書が突然送られてくる「架空請求」が急増する中、「少額訴訟」など訴訟制度を悪用した新手の被害が出ていることが十六日、分かった。

実は、ついこないだ小額訴訟を「しかけた」んです。
とある会社で30万以上の給与未払を発生させられてしまい、その返済が滞ってたので。
相手の対応も不誠実でしたので。

そのために、司法書士に相談したり弁護士の無料相談に行ったりしてて、そのときに「もしかして、、こんな落とし穴あるんちゃう?」って思ったんです。
そのことを弁護士に言ったら、「あくまで相手は詐欺行為を行おうとしてるわけだから、そんなにうまくはいかないよ」って笑われましたけどね。

小額訴訟・・・初めて聞く人もいるかもしれませんので簡単に。。
この小額訴訟、どのような時に使うかというと、「お金に絡んだ些細な揉め事を司法で解決する」事です。
通常裁判を起こすと、訴訟の費用とその労力がかかります。
弁護士に頼めば勿論、弁護士費用がかかります。
となると、結局裁判で勝ったとしても裁判費用でお金が戻ってこないどころか逆にマイナスになることがありました。

そこで登場したのが「小額訴訟制度」。
これは、60万円以下の金額支払請求の訴えについて適用され、少ない費用と時間で解決できます。
簡易裁判所で裁判は行われるんですが、訴状も弁護士や司法書士に頼まなくても、簡易裁判所で書き方を教えてくれたりします。
原則として審理はその日のうちに終わります。
でも、それが今回の落とし穴。
小額訴訟で支払い請求された側は裁判で反論しなくてはなりません。
でも、裁判に出席しなかった場合、「原告の要求をすべて認めた」と判断され、支払請求に応じないといけなくなります。

なので、今までの「催促」のメールと違い、しっかりと文面読んでおかないと、気がついたら小額訴訟されてお金を払わなくてはならなくなります。

ただ、この「小額訴訟作戦」はメールでは不可能です。
業者は督促状を内容証明郵便で相手側に送る必要があります。
その後、簡易裁判所から訴状と召喚状が届くはずです。
それでも無視し続けると・・・・ドボン!ってことになります。

ということは・・・今まで「頑なに無視しとけば・・・」って事が通用しなくなります。

でわ、どういう風に防げばいいか・・・どういう人が引っかかるか。。。

一番簡単なのは「出会い系サイト」に安易に登録しないことです。
この小額訴訟、あくまで請求できるという根拠を立証できないと駄目です。
なので、無差別に催促メールを出している業者はこの「小額訴訟作戦」は使えません。

しかし、安易な気持ちで出会い系サイトを見て、安易な気持ちでメールアドレス、携帯電話番号を登録しない。

言っておきます。メールアドレスでは不可能ですが・・・携帯電話番号で確実に個人情報は特定できます!
それも、手段さえ知っていれば、かなり容易な方法で特定できますので。

もし、どうしても登録したいのであれば、しっかりと「契約規約・約款」を読んでおく。
そこで少しでも怪しい文面があれば登録しない。それが一番です。

と・・・いうことは、何も考えずに出会い系サイトに登録している人が引っかかるわけですね。

出会い系サイトすべてを否定するつもりはありません。
出会いを求めることは悪いことではない。
むしろ「ネット化」が進んだ現代に当然出てくるべくして出てきた「コンテンツ」のひとつです。

でも、申し訳ないけど・・・今回訴訟を起こしている大阪の男性会社員は「馬鹿」としか言いようがないと思います。。
なぜ内容証明郵便が来た時点で怪しいと思わなかったのか。。
あと、おそらくその男性は請求してきた業者が運営しているサイトを利用していたんでしょう。
契約の規約・約款等をろくに読まずに。

出会い系サイトがこれだけ犯罪行為に使われてる事を認識しておく必要があると思います。


ちなみに・・・どうでもいいことですが・・・
僕は結局小額訴訟は取りやめました。
やっぱり人を恨んだりケンカするのって気持ちよくないですから。
向こうの態度は不誠実極まりないけど、訴訟するってやっぱり疲れますからね。
今回は僕がある意味「敗訴」です。
ね、イ○フィニツ・シス○ムの社長さん?



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